大腸肛門疾患専門です。痔疾患(内痔核・脱肛、裂肛、肛門周囲膿瘍、痔瘻)を主に診察しています。
また、肛門機能検査も行っています。
さらに、特殊外来として便失禁治療専門外来を予約制で行っています。
肛門科・麻酔科
患者様の診察は、個室でプライバシーに十分考慮しています。
まず、診察室に入っていただき当院にこられる原因となった症状や、今までの病歴をお聞きします。
次に、診察台に移っていただき左側を下にして横向きに寝る「左側臥位」で診察させていただきます。
患者様の病気について、出来る限り良く理解していただけるよう努力します。
その上で、病気や病状にあった最適な治療を選択していきます。
当医院では外来での日帰り手術も行っています。
血栓性外痔核・外来手術の適応と思われる肛門狭窄、裂肛や内外痔核・肛門周囲膿瘍などを主に行います。
また、内痔核の程度によりますが注射による「痔核硬化療法」を行っています。
軽度(肛門に違和感がある、出血する程度)の内痔核には効果的です。
入院手術は、腰椎麻酔で行います。
しかし、症例によっては注射時の痛みが少なくなるよう工夫した局所麻酔を使い手術を行うこともあります。
肛門の手術は、痛いというのは過去のことです。
いろいろな技術を用い、必要最小限度の傷で手術を行いますので、
肛門機能は損なわれず術後の痛みも少なく出来ていると考えています。
入院期間は、病気の種類や程度、術後通院のしやすさ、家庭の事情などを考慮し、
術後数日〜2週間程度になります。
入院中は、正しい排便習慣を理解していただくように努力します。
正しい排便習慣は、痔疾患の予防になると考えるからです。